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2020年1月31日 (金曜日)

2018年度選考結果および事業計画一覧

2018年度帝塚山ロータリークラブ
社会奉仕基金助成について

■ 募集
2018年1月より募集を開始しました。多数の応募があり、6月に選考させて頂きました。
その結果、下記の3件に助成金を交付することが決定しました。

■ 選考結果
1.特定非営利活動法人禁煙推進の会兵庫さんだ
2.環境美化ボランティ One for all
3.特定非営利活動法人 ウィークタイ

■ 奉仕活動計画

1、特定非営利活動法人禁煙推進の会兵庫さんだ
文責:理事長 大月 勝(上浦 康弘)
情報WEB:https://www.tabaco-no.net/

この度は帝塚山ロータリークラブ様より温かい社会奉仕基金の助成を賜り心から厚く御礼と感謝を申し上げます。
NPO法人禁煙推進の会兵庫さんだの活動につきまして下記の通りご報告申し上げます。

事業の名称「子ども達を守る!!喫煙防止・薬物撲滅プロジェクト」

◆事業の目標・目的、実施方針
①目標 WHO世界保健機関は我が国も含む世界182か国が加盟しタバコの無い世界構想が進められています。20世紀には世界の1億人が喫煙の有害・受動喫煙の健康被害により死亡し、21世紀には10億人が死亡すると試算しています。私達は次世代を担う子ども達にタバコの有害性・受動喫煙の健康被害をわかり易く教えるとともに喫煙は非行の入り口でありやがて薬物乱用へとエスカレートする恐ろしいものであることを伝えます。
②目的 青少年の健全育成を図るため、小学校・中学校・少年スポーツ団体に出向き無料で喫煙防止・薬物乱用防止出前教室を行うとともに街頭活動や市民センター等公共施設で喫煙防止・薬物乱用撲滅・啓発パネル展示会を行ってきました。今後も続けて参ります。
③路上喫煙防止条例の制定を実現しました。 心無い喫煙者のポイ捨ての苦情が多く寄せられことから当会の請願により三田市では平成平成26年4月1日から市域での路上喫煙をしないよう努めるとともに、禁止区域として指定する駅(三田駅と新三田駅)周辺では路上喫煙を禁止しました。禁止区域での喫煙行為は、中止を促す勧告対象となり、これに従わない場合は5万円以下の過料を伴う行政指導の対象となる条例が施行されました。翌年には、当会の要請により宝塚市・伊丹市も同様の条例が施行されました。
④内閣府は平成25年8月第4次薬物乱用撲滅新5ヵ年計画を発表し「年1回は中学校・高等学校に於いて薬物乱用撲滅教育を行うこと」を通達しています。しかしながら実効性ある教育が行われていないのが現実です。私達は兵庫県北阪神県民局管内の各行政並びに教育委員会に出向き喫煙防止・薬物乱用撲滅教育の徹底を訴えてきました。宝塚市・伊丹市では当会が提出した喫煙防止・薬物乱用撲滅教育の推進の請願書が採択され多数の学校から出前教室の依頼を受けています。

○実施後の効果
 青春はあっと言う間に過ぎてしまうわずかな一瞬です。興味本位で手をつけた1本のタバコが大きな落とし穴になります。タバコに含まれるニコチンは麻薬と同じ極めて強い依存性薬物が含まれており、身も心も一番成長する時期には5本のタバコで依存性になると言われています。また喫煙は麻薬の入り口とも言われ薬物乱用へとエスカレートしていきます。吸う前に止める教育が最も重要と考えます。私達は2011年4月より「子ども達を守る喫煙防止」出前教室を開催してきましたが、2014年危険ドラッグ使用者が多数逮捕され、大きな社会問題となりました。子ども達の喫煙は非行の入り口とも言われやがて薬物へとエスカレートしていくことから喫煙防止と薬物防止出前教室を併せて行っています。薬物は、アブリといって煙を吸います。タバコで煙を吸った経験の無い場合は煙を吸うことには大きな抵抗感がありますが、喫煙習慣のある場合は何の抵抗も無く薬物に手をつける事になります。喫煙防止と薬物撲滅講演を同時に行うことがより実効性があると考え、現在は小学校では喫煙防止を、中学校では喫煙防止に加え薬物撲滅教育を併せて行っています。次年度からもさらに工夫を重ね実効性ある出前教室を続けて参ります。薬物依存者の多いアメリカでは薬物撲滅教育は1人1ドルで済むが依存者の治療・更生には100万ドル掛かるとして徹底した薬物撲滅教育を行っています。
 子ども達の健全育成は大人の責任であると考えます。今後も子ども達を守る!!喫煙防止・薬物撲滅プロジェクトを推進して参ります。今までに年間20回程度約2万人に出前教室を行ってきました。今後も関係機関と連携・協働し活発な活動を推進して参ります。以上


2、環境美化ボランティ One for all
文責:代表 入江まゆみ

 此度は、大阪帝塚山ロータリークラブ社会奉仕基金様より助成金の交付決定を頂き厚く御礼申し上げます。
 私ども環境美化ボランティアOne for allは、2015年12月東大阪市荒本周辺の国道308号線沿いを清掃するボランティアとして活動をスタート。翌年2016年5月には大阪府よりアドプト・ロードの認定を受け、発足より現在に至るまで 毎月の活動を欠かさずに継続しています。
荒本は市の庁舎があるエリアにも拘わらず道路に散乱ゴミが堆積しており、緑化推進のための歩道・車道の植え込みは雑草がボウボウで整備が行き届いていません。役所に問い合わせると美化推進に関しては予算がないのでボランティアにお任せしているとのことでした。(One for allの立上げメンバーは他府県から東大阪に越してきた人が多く、どうしてこのような状態を放置しているのだろうと、各々役所に相談に行ったというエピソードを持っています)そうであるならば…と自分たちのまちは、自分たちの手できれいにする、との思いで、私たちも掃除を始めるようになりました。もちろん掃除活動を行っているのは、私たちだけではなく、定期的に誰かが拾って捨ててくれているため、ずっと汚いという状況は免れています。しかし歩道はきれいにできても、高速道路高架下フェンス内に溜まっているゴミは放置され増えるばかり。ゴミ溜めのように不衛生な印象を与えるまちは、インターネットに“汚いまち”と、書き込みされている程でした。
 そこで2017年度は、高架下のゴミを何とかしようとOne for allの主催で清掃イベントを企画。大阪府八尾土木事務所の協力を得て、普段は入いれない阪神高速道路やNEXCO西日本の高架下フェンス内にも立入り許可を頂き、第1回目は『ポイ捨てボクメツ作戦!高架下をきれいにするよ?』 と題し、国道308号線荒本~中野南付近の阪神高速高架下フェンス内(約800m)を清掃。地域の企業・商店・自治会、学校園また市役所などから総勢40名が参加し、回収したゴミは約9?軽トラック3台では積みきれない量になり、参加された皆様のお陰で、東大阪市役所前の荒本周辺の高架下は見違えるほどきれいになりました。
 第2回目は『長田クリーン大作戦』と名付け清掃エリアを長田方面に延伸させ、ゴミ砂漠と化した近畿道高架下や布団まで投げ込まれている国道308号線阪神高速高架下フェンス内などを清掃。近畿大学のボランティアサークルの学生が当日の運営をメインで行ってくれました。学生23名と前回も参加いただいた企業をはじめ、市役所、自治会、小学校、NEXCO西日本といったところからも協力・動員があり、2回目は年度末という厳しい条件でしたが1回目を上回る60名の参加を頂くことが出来ました。回収したゴミは雑木を処理した分を含めると約9平方メートル、45リットルの袋180袋分にもなりました。1回目と合わせると高速の下だけで、約18平方メートル軽トラック6台分以上のゴミをきれいにしたことになります。
 この昨年2回の清掃イベントを通し「ポイ捨てゴミだけではなく、雑草が放置され伸び放題になっているところへ、落ち葉やタバコの吸い殻・粉塵が集積し、またそこが汚い場所だから捨てていいのだろうという心理が働いて、他所から運び込まれたゴミまで捨てられる負のスパイラルが起こっている」そんな深刻な状況を目にして、参加者は皆 憤りを感じました。しかし多くの人が協力して作業を行い、きれいになった喜びを共有する事ができたことで達成感があり、作業後のアンケートでは回答者の100%が「参加してよかった」「次回も参加したい」と答えをしてくれました。また“まちをきれいにする” という活動を通して、普段は結びつきのない人たちが繋がるきっかけとなったことは1つの成果と言えます。例えば、一番苦労したところですが、縦割り行政になっている市役所内の他部署部の連携や、府・市・民間道路会社の人が垣根を超えて連携し協力し合えたこと、企業と地域の方が一緒に作業出来たこと、地域交流(学生と地域住民)、ほかにも障がい者の皆さんからは「普段は面倒を見てもらう側ですが、一般の人たちと一緒になって社会貢献活動できたことが嬉しい」という喜びの声も頂きました。この活動はまちがきれいになる以外にも、人が繋がるメリットがあることも手応えとして感じることができました。
そこで今年度も、まちをきれいにするイベントを府や市・道路管理会社の協力を頂いて開催して参ります。
One for allが企画するイベントもありますが、今まで行政がスポット的に行っている清掃活動についても、私たちがパイプ役となって自治会や学校園・地域の企業や店舗などに参加を呼びかけて、市民レベルで街をきれいにしていくという意識の向上を図って参りたいと思います。また東大阪に通勤通学している人・通る人・そして暮らしている市民全員が、環境に関心を持ってもらえる楽しいイベントを、地元の生徒会・児童会、大学生と一緒に考えて実施するという試みにも挑戦していきたいと思います。また、余裕があれば、幼児の環境教育絵本なども冊子で作成出来たら…と思っていますが、そこまでは難しいかもしれません。下記が今年度の事業予定となります。

<2018年度の予定事業>
●第2回『ポイ捨てボクメツ作戦!高架下をきれいにするよ?』
 主催:One for all /協力:大阪府八尾土木事務所他
 予算:チラシ作成印刷費、ゼッケン、ノベルティグッズ他
●ポイ捨て防止の啓発活動
 主催:東大阪市FQP協議会・大阪府八尾土木事務所
 協力:布施警察署・河内警察署・東警察署・トラックターミナル他
 予算:チラシ作成印刷費、ノベルティグッズ他
●環境美化啓発看板ロードギャラリー  
 主催:八尾土木事務所/参加学校園 楠根東小学校(予定)
 予算:監修料 ほか
●『(仮)東大阪庁舎メイン通りを みんなできれいに!』
 主催:One for all ・近大ボランティアサークル / 協力:東大阪市他
 予算:チラシ作成印刷費 ゼッケン ノベルティグッズ 保険他
●ピリカの活用推進 日常のゴミ拾いでまちをきれいする活動 
 予算: チラシ作成印刷費

<最後に>
市民会議に参加した際、出席されたほとんどの方から発せられた言葉は「音頭を取ってくれる人がいればやります」「動きます」でした。そんなやる気のある人たちの想いを繋いで、大きな力に変えていかれたら・・・市役所にも清掃活動の見える化としてSNSゴミ拾いアプリ「ピリカ」など使い、清掃への取り組みの意欲向上・活動の活性化を推奨し環境教育では、兵庫県のような取り組みができるように、まずは来年のラグビーワールドカップ開催地として、東大阪全体で機運を高めていかれるよう努めて参ります。


3、特定非営利活動法人 ウィークタイ
文責:代表 泉 翔
情報WEB:http://weaktie.org/

 私たちはひきこもりや不登校、精神疾患等の生きづらさを抱えた若者の当事者団体です。それらを経験している方の多くは、孤立状態にあった期間に様々な社会関係資本(友人や相談できる人間関係、またそこから得られたはずの社会常識や基礎的な生活知識等)を失っており、その後にいわゆる就労等の社会参加を実現しても、安定した生活を続けることが困難です。私たちは現在もひきこもり状態にある方へ向けてはもちろんのこと、上記のようなかつてひきこもり状態だった方が、再びひきこもって孤立してしまうことが無いよう、複数の居場所事業とプログラムを行うと共に、これらの事業を1年間だけの打ち上げ花火に終わらせないため、次年度以降の担い手(ピアサポーターや自助グループ運営者)を養成するための研修会を行います。

具体的には下記の4事業を行います。

1.ひきこもり当事者らの集える居場所「だらだら集会」の定期開催
 日 時:毎月第3土曜日(※例外有) 10:00-20:00 (計12回)
 場 所:豊中市庄内公民館和室①
 内 容:ひきこもり、元ひきこもりを中心とした生きづらさを抱えた当事者がふらっと集える居場所です。
2.「ピアサポート・ミーティング」の定期開催
 日 時:毎月第3土曜日(※例外有) 15:00-18:00(「だらだら集会」と同日の計12回)
 場 所:豊中市庄内公民館和室②
 内 容:ピア・スタッフがコーディネーターとなり、当事者らの自助会及び関連するワークショップを行います。
3.多種多様な居場所を紡いでゆく「いろいろ集会」の実施
 場 所:千里文化センター「コラボ」和室、豊中市文化芸術センター、青年の家いぶき等
 内 容:外部より多種多様な当事者活動の実践者を招待し、複数の「居場所」を展開します。

 ①「谷諒次と同じ空間で「何もしない」をしたりボーッと過ごしたりお喋りをする会」(4回)
 ファシリテーター:谷諒次(ひきこもり当事者タレント、滋賀県ReLifeピアサポーター)
 コンセプト:「人と話すのは億劫だけど、孤独なのはイヤだ。一緒に何かするわけじゃないけど、誰かと一緒にいたい」という気持ちを叶える空間づくり。
 ②「マンガ・ダイアローグ・プロジェクト」(6回)
 ファシリテーター:足達龍彦(とよの地域若者サポートステーション職員)
 コンセプト:毎回様々な漫画作品をテーマに取り上げ、その作品を入り口に、私達一人一人の人生観を語り、聴き、掘り下げる対話型ワークショップです。
 ③「とよなかリレーションフェスタ」(2回)
 コンセプト:豊中市内の若者支援関係者らが共同で運営する空き家「とよなかリレーションハウス」を貸し切って、当事者、支援者、家族、関係者、境界をかき混ぜる一日かぎりのお祭りを行います。
 ④歌や楽器でつながる「だらだら音楽集会」
(4回)
 ファシリテーター:井上啓(「社会的」ひきこもり・若者支援近畿交流会)
 内容:楽器演奏や歌などの音楽を媒介にゆるゆるつながり合う居場所です。会場は廃館となったプラネタリウム。

4.担い手と理解者を育てる「研修及び講習会とイベント」の実施
 内容:来年度以降に、当事者活動の“担い手”及び“良き理解者“を育てるため、研修及び講習会を開催します。
 ①当事者活動の担い手を育てる講座・研修(2日間予定)
 「自助グループ活動をはじめよう――ひきこもりでもできる立ち上げと運営(仮題)」
 ②ひきこもり・若者支援に関わる人権研修(1日)
 講師に関東でひきこもりピアサポート活動をされている割田大悟さん等を招き、当事者視点からの人権研修を行います。

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