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2017年1月27日 (金曜日)

2016~2017年度国際奉仕活動

帝塚山RC 国際奉仕活動『カンボジア』
2016.10.26~30

報告者:国際奉仕委員長 川上 富清

※写真は後日

カンボジアでの国際奉仕活動のため、澤田、泉、渡邉、山下、川上の5名で10月26日(水)に関西空港を出発いたしました。ベトナムのホーチミンで乗りかえて、首都のプノンペンに夕刻に到着いたしました。空港には、現地のNPOで今回の活動の立案をしていただいた楠さんと、現地との橋渡しをしていただいたテノール歌手の橋本さんに出迎えていただきました。
翌日、プレイクラン村の寺子屋小学校を訪問いたしました。プノンペンから車で3時間ほど離れたところにある、田舎の寺子屋、村の学校のようなところですが、そこに制服やカバン、教科書などをプレゼントいたしました。プノンペンはまあまあの都会で、高層ビルもポツンポツンと建ってきている状態です。バイクと車で大渋滞を起こしており、市内を抜けるのに1時間以上かかるほどです。高速道路はないので、南東へ地道を延々と行き、郊外に出ると道路に沿って家があるのですが、その向こうは田んぼとジャングルと沼地のようなところです。このあたりは、メコン川やトンレサップ川などの大河が入り乱れていて、見渡す限り平地で、地平線まで真っ平らで、山がありません。村から30分ほど行くとベトナムとの国境との事でした。村に近づくと道はでこぼこで、田んぼの中を牛をよけながらいくと、突然、子供たちの歓声が聞こえてきて、村の学校に到着。あまり人家もないのにどこから来たのか150人程の子供たちと、村人や先生たちが集まって集会場のようなところで、歓迎会がひらかれました。このあたりは貧しくて電気や水道もひかれておらず、たいていの両親はプノンペンやベトナムやタイに出稼ぎに行って、子供たちはおばあちゃんやおじいちゃんに育てられているようです。読み書きや計算ができないと貧困から抜け出せないというので、公立の学校ではなく、村で学校をつくって勉強を始めたとのことでした。子供たちは例によってパワフルで、大騒ぎの歓迎会でした。近隣の村からも来ているようで、交通手段がないので子供がバイクに二人乗りで帰っていくのには驚きました。みんな勝手に乗れるようになっているみたいで、バイクの免許もあるらしいのですが、誰も受けないようです。自動車の免許も運転できれば一週間ほどでとれるとのことでした。

午後は、プノンペン市内のくっくま孤児院を訪問いたしました。ここは日本のNPOが運営しており、つぶれかけた孤児院を立て直して、今は25人の3歳から18歳までの子供たちがくらしています。NPOと言っても、肝っ玉母さんのような楠さんを含め、3人で運営しており、資金援助はないので、日本からの支援で成り立っているとのことでした。全員、日本語ができて、挨拶したりゲームをしたりしてすごしました。日本語ができると就職に有利という事情もあるみたいです。子供達は民族舞踊を練習しており、結婚式などのイベントに出演して、自分たちの生活費を稼いでいるとのことです。民族舞踊で使用する楽器や化粧道具、制服などを支援いたしました。
 翌日は公立のスヴァイドムナク小学校を訪問してノートや鉛筆などの文房具を寄付してきました。ここも子供達の数が急増していて、近くの空き地に企業の援助で四つの教室を増築中で、因みに、建築費は500万円ほどだということでした。前日の雨でぬかるんだ地面にテントと机を並べて歓迎会が行われました。近隣の四つの村を代表して区長さんが挨拶され、支援に対して謝辞を述べられました。
 29日、シェムリアップのアンコールワットを観光し、カンボジアの子供たちに明るい未来が開ける事を祈念して、30日早朝に帰国いたしました。
参加していただきました皆さん、本当にありがとうございました。
なお、今回のプロジェクトは支援総額 7030ドル で、100周年を迎えたロータリー財団の地区補助金を活用して行われました。


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*「カンボジア・プノンペンの学童支援」
当日の会長挨拶文:会長 澤田 正實
皆さん、こんにちは!
ただ今ご紹介をいただいた「大阪帝塚山ロータリークラブ」会長の澤田です。
 カンボジアの皆さん、特にカンボジアの子供達の皆さん、我々のために心のこもった歓迎をしていただき、本当に有難うございます。
 私達5名は日本から来ました。日本の大阪から来ました。大阪の帝塚山ロータリークラブから来ました。その目的は、カンボジアのここの子供達、あるいはここの先生達にプレゼントをするためであります。
(1)ここでは、子供達には制服とかばん、先生達には日本語・英語の教科書をプレゼントします(プレイクラン村寺子屋小学校)。
(2)ここでは、子供達には制服、先生には太鼓、民族舞踊化粧道具をプレゼントします(くっくま孤児院)。
(3)ここでは、子供達にはノート、鉛筆、色鉛筆、消しゴム、ボールペンなどの文房具をプレゼントします(スバイドムナク小学校)。
 このプレゼント贈答イベントは、今年創立100周年を迎える「ロータリー財団」の「世界でよいことをしよう」との呼びかけに呼応して、われわれ帝塚山ロータリークラブが、ロータリー財団と共に実施する祝賀行事に当たります。
 将来、あなた方子供達が大きくなり、青年に成長した時に、このプレゼントのことを思い出し、日本の青年たちと仲の良い交流ができるようになれば、と私達は大いに希望しています。
 今日からこれらのプレゼント品を使って、楽しい学校生活を元気に送ってください。以上で私のご挨拶と致します。有難うございました。

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